きのうは熊本に行く予定が、朝になって急きょ変更になり、雲仙・島原に向かうことになった。
車で雲仙の山道を登っていくと、地面から火山のエネルギーが噴出している「雲仙地獄」があった。
高温でボコボコ煮えている泥火山の池や、硫黄臭とともに蒸気を噴出する岩場を眺めながら、
「ここがキリシタンを拷問した場所なのかぁ」
と遠藤周作の『沈黙』を思い出していたら、辺りの鳥がいっせいに騒ぎ出し、次に自分の足元の地面がバリバリバキバキともの凄い地鳴りを立てて、大地震に見舞われた。
防災無線から「大地震警報」と聞こえたものの、揺れが凄くて地面が軋むので、先へ進むのと後へ戻るの、どちらが安全なのかわからなかった。 目の前の親子はガードレールにつかまってしゃがみこんでいた。
雲仙普賢岳がまた噴火したのかもしれないと思い、石が飛んでくるんじゃないかと空へ目を向けると、木々に覆われた周囲の山が、巨人のように全身をゆさゆさと揺らしているのが見えた。
スマホで調べると、熊本県宇城市を震源地とする最大震度7の大地震だ。大変なことが起きたと思うとともに、自分のいる場所が震源地から30〜40kmしか離れていないこともわかった。
不思議な心理だが、揺れが収まって震源は別の場所だとわかってからのほうが、「連動して雲仙の火山活動が活発化するんじゃないか」と怖くなった。
情報が入ると、新たな不安が膨らむのかもしれない。
島原市側の山の斜面は崩落して白い煙をあげていたらしい。
長崎は道路に問題もなくスムーズに帰ってくることができたけど、予定通り熊本に行っていたら、そういうわけにいかなかったかもしれない。
毎日やれることをやらなければ。
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連載中の「小林よしのりライジング」、世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」についてとことん詳しく書いています。
高市早苗は、飛鳥・藤原を世界に誇り、「次世代に引き継ぐ」と言うのなら、それが「女帝による国家形成の時代」を示す遺跡であることをまずはっきり認識しなければならないはず。
「世界遺産」というブランドを利用しておきながら、高市早苗は、現代の女性天皇即位、つまり愛子内親王殿下が天皇となる道を塞ごうとしている。飛鳥・藤原の歴史を築いた女帝たちの功績に泥を塗っているも同然です。