連載原稿(転載)

きもの考~《楚々とした私》はどこからやってきたのか?

かれこれ半年間、着物の着付けを習ったのだが、気づけば食事に出かけるぐらいのことは難なくできるようになっていた。 最初は覚えなければならないことが本当に多くて目がまわった。「半襟(首元にのぞく白い襟)は左右対称に1.5~2.0cmほど見せるの...
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「国歌の歴史~日本・イギリス・フランス編」

オリンピックでいろいろな国の人が一堂に会するなか、自分の国の選手が活躍していると、素直に嬉しくなるものだ。 表彰式では金メダルをとった選手の国の国歌が演奏されるが、1920年のオリンピック憲章で国歌演奏が規定されてから、それまで国歌を持たな...
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妊娠・出産~最後に現実を引き受ける身体

少しだけ、医学の話をする。 女性の性器の外陰部から、膣の奥までおよそ7~8cmある。その先には子宮口(しきゅうこう)があり、これは普段しっかり閉じられている。 子宮口の奥には、子宮頚管(しきゅうけいかん)という2~3cmほどの細い通路があり...
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「戦争写真家ロバート・キャパのこと」

(2018.7.9連載原稿より) 世界中の戦争報道に多大な影響を与えた20世紀を代表する戦場カメラマンを紹介しようと思う。ロバート・キャパ(1913-1954) ハンガリーのブダペストに生まれたユダヤ人で、スペイン内戦、日中戦争、第二次世界...
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「芸術家と偏執性~ダイアン・アーバス編」

(2018.7.2連載原稿より) 本づくりのなかで、一番疲れたのが単語の言い換えだった。20年前に赤塚不二夫が書いた新宿二丁目に関するエッセイを再掲載したのだが、「『ホモ』という表現が何度も出てくるが、このままでいいのか?」という議論が起き...
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「芸術家と偏執性~ルイス・キャロル編」

(2018.6.25連載原稿より) 今日は知らない人のいない、超著名な児童小説『不思議の国のアリス』の話。 ディズニーアニメをはじめとして、映像作品や映画、絵画、絵本、詩など後世において世界的に相当数の派生作品が作られているが、日本では、画...
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「芸術家と偏執性~ヘンリー・ダーガー編」

(2018.6.18連載原稿より)  アウトサイダー・アートとは、誰かに師事して専門的な教育を受けたり、画壇デビューしたりすることなく、まったく一個人の創作として生み出されていったアートの世界のことだ。社会的に阻害されている人や、障害者、受...
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「芸術家と偏執性~ハンス・ベルメール編」

(2018.6.12連載原稿より)「人形作家」というジャンルの芸術家がいる。 日本には、端午の節句やひなまつりなど、もともと人形文化があり、人形供養のための神社も全国各地に存在する。人形浄瑠璃文楽などは、文化的素養の著しく欠けた元大阪市長の...
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見えない《人手不足》と《外国人排斥》の誤解

その嫌悪感は「セルフレジ」のせいなのか 私の家から一番近いスーパーは、流通大手のショッピングセンターだ。 このショッピングセンターの食料品売り場には、レジ打ちの店員が会計作業をしてくれる「有人レジ」が8台あった。だがこの3年で、有人レジは撤...
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「災害報道と日本のジャーナリズムの行方」

先日、長崎県島原市を訪れた。島原市は、長崎県南東部の有明海に突き出した半島にある。島原半島のこと、ずっと「腎臓みたい」と思ってました島原と言えば、日本史のなかで必ず習う地名だろう。イエズス会の宣教師によるキリスト教布教の中心地で、江戸時代に...
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不自然すぎる慈愛あふれる “基本的動物権”

連載『泉美木蘭のトンデモ見聞録』より、ニコニコのサイバー攻撃の影響で配信できていないもの(2024.6.4予定分)を掲載乱発される「チンパンジー人権申し立て」アメリカでは10年ほど前から、裁判所に対して「チンパンジーに基本的人権を与えるべき...
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「オルレアンのうわさ」

幻冬舎plus 泉美木蘭「オオカミ少女に気をつけろ!」2019.06.15「シンガポールで、街のブティックに入った観光客の若い女の人が姿を消す事件が起きているんだって。試着室に入ると目の前の鏡がくるっと回って、その奥にあった通路に引きずり込...